時計のお手入れ

お気に入りの時計は長く使いたいものですね。よい時計であればなおさら、そうでなくてもお気に入りであれば愛情を込めてお手入れをしてやることで時計はいつまでも動き続けてくれるはずです。そのためにはまず、購入したときから心がけておきたいことがあります。買ったときについて来た箱や保証書、取扱説明書、タグなどの保管をしておくことです。これらは高価な時計であれば特に大切な作業です。故障した際の修理や部品交換の際に必要な場合もありますし、何らかの事情で手放すことになったときに、時計の価値を左右するアイテムともなるからです。
さて、腕時計の普段のお手入れに必要なアイテムは、セーム革とバネ棒はずし程度です。セーム革はメガネ拭きや金属のつや出しなどにも使われる、鹿の革をなめした革で、染色されていないものがよいでしょう。洗えば何度でも使えるので、一つ持っていると便利です。バネ棒はずしはベルトの取り外しなどに使い、ベルトと本体の間の汚れをキレイにすることができます。時計屋さんで購入することができるでしょう。
普段のお手入れとしては、腕から外した後にセーム革や、なければティッシュや柔らかい布でから拭きをしておくようにします。こうすることでホコリや汗などの汚れを取り除くことができます。汚れが酷い場合には綿棒や爪楊枝なども使い、またバネ棒はずしでベルトを外して、ていねいに掃除することもできるでしょう。
腕時計の保管場所はテレビのように磁気を発生させるものの近くや、洗面所のように水が飛ぶ可能性のある場所は避けるべきです。大切な腕時計であれば置き方にも気を遣いたいものですが、文字盤を上にする、またはリューズを下にするようにすると時計の狂いを防ぐことができます。繊細なリューズを持っている腕時計ならば、やわらかいものの上に置くようにして、リューズを破損から守りましょう。機械式の手巻き時計の場合は、毎日決まった時間にリューズを巻き、使わないときでも週に一回はまいておく必要があります。
そのほか、ゼンマイの巻き方、カレンダーを合わせるタイミングなどの取り扱いの注意は、取扱説明書を読み、気になる点は時計屋でよく確認しておくことが大切です。
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現在の腕時計に利用されている技術を少し覗いてみましょう。機械式腕時計には振り子ではなくテンプが組み込まれていますが、このテンプの振動が高ければ高いほど時計の精度、性能は高くなります。機械式腕時計の値段がまちまちなのはこのテンプの振動数の違いに依るところも大きく、例えば普通のクラスの腕時計の場合、テンプの振動数は一秒間に4回から5回ほどですが、高級な腕時計となると1秒間に8から10回の振動を起こします。 優れた高級腕時計を生産しているメーカーが多いことでも良く知られるスイス製
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