時計の種類 2
時計の種類を、時間を計る原理別で見てみましょう。まずは昔ながらの日時計ですが、現在ではオブジェの一つとして公園などに設置されていることもありますね。また誤差が30秒程度しかない精密な日時計も現代では作られています。
日時計の原型は古代バビロニアに遡ると言われていますが、完全な形となったのは古代ローマ、古代ギリシアでのことです。機械時計が発明されるまで、時計の原理の主役はこの日時計でした。現代の時計が右側に針が回ったり、またいろいろなつまみや回転式メーターが右回りであるのは、右利きの人が多いからということももちろんですが、さらに北回帰線より北においては、日時計の針が右にまわっていたから、つまり日時計の名残が現代の技術にもみられる、ということだそうです。
日時計にもいろいろな種類があり、コマ形日時計、赤道型日時計、垂直式日時計、庭日時計、形態日時計、柱型日時計、室内型日時計、影法師日時計などがあります。ちょっと珍しい携帯型日時計は、野外での天体観測や宗教行事のために中世で利用されていたものです。小さなものは指輪やネックレスのような装飾品となっていたそうです。
日本では江戸時代に紙でできた携帯日時計が存在しており、旅人が利用していました。現代でも、アメリカ軍の特殊部隊では、ナイフに日時計を刻んで、万一通常の時計が故障しても時間を見ることができる工夫がされているそうです。
時計の原理として現在最も一般的に普及しているのがクォーツ時計です。クォーツ時計のクォーツとは水晶のことで、振り子時計の後に開発されたこの原理が現在の時計の主流となっていますが、これは水晶の、交流電圧がかかると一定の周期で規則的な振動を見せるという性質を利用したものとなっています。
この水晶の振動を、アナログ時計では針を進める速度の調整に利用し、デジタル時計ではこの振動に電気的な処理を施して表示しているわけです。かつては大変高価だったクォーツ時計も、現在は100円ショップでも購入できるようになりました。
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